宅建試験の過去問をやっていて感じるのが、間違いやすい問題を出すようにしているのかな、ということで。
性格悪い問題だなーとか
理系の資格ではあまりそういうことを感じない(比較的素直な問題が出る)のですが、正しい知識を知っていても間違える問題が多い気がする。
というか、どこかで聞いた数字レベルしか知らない受験者は弾き、理解している人なら解けるよね、という考え方で作っているのかもしれない。
直前期に優先度をつける程度はいいと思うけど、予想はここ!とヤマを張るのはどうなのかなーって今回の試験を聞いて感じた次第。
簡単にヤマが張れるなら楽だけど無理やないの
そんな中、過去問と本試験を解く際に、いくつか自分が気を付けた部分があるのでそれを備忘録として書き出しておく。
マイルールはいくつもあるけど、最も重要なのはこの3つ。
①問題文は「正」「誤」のどちらを聞いているか(一番重要)
例えばこういう問題がある。
- 宅地建物取引業の免許(以下この問において「免許」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 宅地建物取引業法に規定する営業保証金に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
この形式の問題が最も多い。まず問題文を全部読む前にどちらを聞いているのか、問題文の「正」「誤」の部分に〇をつける。こんな感じ。
- 宅地建物取引業の免許(以下この問において「免許」という。)に関する次の記述のうち、「正」しいものはどれか。
- 宅地建物取引業法に規定する営業保証金に関する次の記述のうち、「誤」っているものはどれか。
単純だけど、効果あり。
②選択肢の左横に正誤をメモする
個数問題は「正しいもの」「誤っているもの」のどちらを聞いているかを確認し、さらに選択肢の左横にその「正」「誤」を大きく書く。これで問題文が例えば①の例を流用すると。
■宅地建物取引業の免許(以下この問において「免許」という。)に関する次の記述のうち、「正」しいものはいくつあるか。
ア ~~~~
イ ~~~~
ウ ~~~~
1 なし
正 2 一つ
3 二つ
4 三つ
こんな感じでまずは「正」を選択肢の左に書き込む(そうすると正しいもの(誤りのもの)がいくつ、という形になる)。
ここまでまだ問題は解いていない。
あくまでケアレスミス防止。
個数問題は全て理解できていないと正解できない。なのでたとえ理解していたとしても結局このような間違いをしてしまうと本当に致命的になる。
③選択肢に正誤のマークを付ける。
選択肢が複数あるものを一つ一つ〇✖問題のように解いていく。
ここでそのまま〇✖とすると解答の時に設問の正誤とごっちゃになることもあるので自分の場合は、
書いてあることが正しい:T(True)
書いてあることが誤り:F(False)
とメモすることに。別に混同しなければ〇✖でもよいのだけど、自分の場合は間違えたことがあるので再発防止のため。
例えば②の例でいえばこんな感じ。
T ア ~~~~
F イ ~~~~
T ウ ~~~~
1 なし
正 2 一つ
3 二つ ←3に〇
4 三つ
(〇をつけるのは見直しのため)
自分的に一番間違えやすいのが、「誤っているものはいくつあるか」という問題で、「正しい数」を答えてしまうってミス。これだけでも数点落としかねない。
書いてみると当たり前なんだけど、抜け漏れ防止の仕組みとしてはそこそこ機能するのです。
時間的プレッシャーもあるからねー
要は指差点呼。
それでも合格点にたどり着けないってこともあるのが実際の資格試験。
そんな感じで。
お読みいただき、ありがとうございます。